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家庭看護

こころの病の家庭看護


はじめに
こころの病の家庭看護で特に注意することは、健康であったときと
同じように接しようとしないことです。
病気の人には楽しい笑いが馬鹿にされたように感じたり、真剣な話
が怒られているように感じてしまいます。
ですから、病人のこころや感じ方を良く考えてから、お話やくらし
をともにします。
看護者にとって一番重要なことは、怒りに対して怒ったり、悲しみ
に対して悲しんだり、不安に対して不安にならないことです。
看護者が、その人の心根に共感して、受容するとき、病人の心が開
かれます。

原因究明から受診
?@看護者は、過去の病歴、家庭環境、性格等をまとめましょう。
?A看護記録を付けましょう。このとき看護者が言われて思ったこと
やその行動にしたこと・しようと思ったことを書いて下さい。
?B病状から病名を探します。
?C一番近い病気は何かを探します。
?D本・電話帳・インターネットで一番信頼できそうな医療機関を調
べます。
?E病状、過去の病歴、家庭環境、性格等の記録をもって受診します。
?Fもし、最初のお医者さんの診断や治療方法が本人や看護者の意に
介さない場合は、他の医療機関を受診して下さい。
しましょう。

留意点
?@家族の中で犯人探しをしない。(誰かのせいだと決め付けないよ
うにして下さい。)
?Aインターネットにある受診方法を別掲しました。ぜひご覧下さい。

家庭看護開始
?@重症であればあるほど、薬物療法が中心になります。
?A何があっても決して焦らないための対策
緊急時の対応は細かく家族で分担します。
1.時間割の作成例(このように時間割をします。)
AM9:00〜PM3:00  母
Pm3:00〜PM6:00  祖母
PM6:00〜PM10:00  父
PM10:00〜AM3:00 母
AM3:00〜AM7:00  父
AM7:00〜AM9:00 祖父
2.緊急電話
救急車手配・・・父
病院手配・・・母
警察手配・・・祖父
近所手配・・・祖母
3.緊急時文言
紙に書いて電話(携帯電話のそばに起きます。)
場合によってはナースコール方式のものを導入しましょう。
例1)
山田太郎と申します。
住所は、東京都目黒区本町3-10-5です。
山田和夫の意識が不明です。
至急救急車の手配をお願いします。

?B生活リズム
看護者の生活リズムは不規則になりがちです。
1.病人といっしょにこまめに休みましょう。(昼寝をしましょう。)
2.夜間に照明を付けて寝ることが多くなります。
3.食事は、病人が寝ている間に取りましょう。
4.必用以上に病人に気を使うことはありません。
5.週間看護計画
6.月間看護計画
7.年間看護計画

?C衛生
1.室内の清掃
2.室内に風を通す
3.

看護方法
病状が重い場合
1.眠れるだけ寝かす。(過眠をあまり気にしない。)
2.睡眠時間を気にしない。(昼夜逆転に驚かない。)
3.興奮しても、相手に合わせず、ゆっくり話しを聞く
4.危険でない限り病人の要求に合わせる
5.近所迷惑と考えて、急に制止しない。(逆上の恐れあり。)
6.食べ物が少し偏食でもそれを急に変えない。
7.物品の要求には同調できるものは同調する。
8.見たい番組は自由に見せる。
9.危険物は病人の前に絶対置かない。
10.清掃、入浴、食事は病状に合わせて行う。(場合によって専門家
を依頼
隣近所への対応
1.病状が重い場合は、近所に説明して下さい。

入浴方法(2〜3人で行いましょう。)
1.衣服を脱がせる
2.からだを洗う
3.浴槽に浸かる
4.清拭
5.からだにシャワーをかける
6.バスタオルで拭く
7.パジャマをきせる
8.ベッドへ運ぶ
介護サービスを積極的に受けて下さい。

看護者の心得
?@完全治癒する例が増えています。良くなるのを信じましょう。
?A原因や対処方法がわかれば、それ以上の追求はやめましょう。
?B明るく、楽しくくらしましょう。
1.お笑いの番組表を作る。
2.ハイキング計画を作る。
3.好きな音楽を聴く。
?C一人で荷を背負わないようにしましょう。
?D必用以上の反省は不要です。
?Eデイケアやホームヘルパーを依頼しましょう。
?F家族会・親の会に積極的に参加しましょう。

長期看護の備え
?@介護者が倒れたり、病気にならないようにして下さい。
1.主な看護者と交替できる要員をさがして下さい。
2.自分の体力に合わせて看護します。
3.自分のできることを看護します。
4.強い疲労を感じたり、怒りを持つ場合は休憩して下さい。
5.介護サービスを積極的に受けましょう。
6.看護者もヘルス・メンタルのサポートを受けて下さい。
7.自分の趣味を捨てたり、諦めてはいけません。
8.趣味を定期的にしましょう。
9.スポーツなどのリフレッシュは特に必要です。
10.睡眠はお昼寝、細かい睡眠、横になるように工夫して下さい。
11.部屋の掃除、買物、料理はは外部に委託しましょう。
12.友だちに電話、メール、手紙をしましょう。
13.病人に当り散らしたり、説教したり、無理強いをしてはいけません。
14.病人を研究対象にしたり、からかったりしてはいけません。
15.看護者の態度をチェックしましょう。
16.社会から切り離されてしまったと思わないで下さい。

専門性としての看護
?@人々の幸福を願う
?A人々の健康な生活の実現に貢献する使命
?B健康の保持増進
?C疾病の予防
?D健康の回復
?E苦痛の緩和
?F最期まで、その人らしく生を全うできるように援助を行う。
?G人々の生きる権利
?H尊厳を保つ権利
?I敬意のこもった看護を受ける権利
?J平等な看護を 受ける権利
条文
1. 看護者は、人間の生命、人間としての尊厳及び権利を尊重する
2. 看護者は、国籍、人種・民族、宗教、信条、年齢、性別及び性的指向、社会的地位、経済的状態、
ライフスタイル、 健康問題の性質にかかわらず、対象となる人々に平等に看護を提供する。

3. 看護者は、対象となる人々との間に信頼関係を築き、その信頼関係に基づいて看護を提供する。
4. 看護者は、人々の知る権利及び自己決定の権利を尊重し、その権利を擁護する。
5. 看護者は、守秘義務を遵守し、個人情報の保護に努めるとともに、これを他者と共有する場合は適切な判断のもとに行う。
6. 看護者は、対象となる人々への看護が阻害されているときや危険にさらされているときは、人々を保護し安全を確保する。
7. 看護者は、自己の責任と能力を的確に認識し、実施した看護について個人としての責任をもつ。
8. 看護者は、常に、個人の責任として継続学習による能力の維持・開発に努める。
9. 看護者は、他の看護者及び保健医療福祉関係者とともに協働して看護を提供する。
10. 看護者は、より質の高い看護を行うために、看護実践、看護管理、看護教育、看護研究の 望ましい基準を設定し、実施する。
11. 看護者は、研究や実践を通して、専門的知識・技術の創造と開発に努め、看護学の発展に寄与する。
12. 看護者は、より質の高い看護を行うために、看護者自身の心身の健康の保持増進に努める。
13. 看護者は、社会の人々の信頼を得るように、個人としての品行を常に高く維持する。
14. 看護者は、人々がよりよい健康を獲得していくために、環境の問題について社会と責任を共有する。
15. 看護者は、専門職組織を通じて、看護の質を高めるための制度の確立に参画し、よりよい社会づくりに貢献する。





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